夏目くんと過した甘くて苦いひと夏の恋
NICE FLIGHT!が9/9に最終回を迎えた。
最後まで私は阿部亮平が演じる夏目幸大が、大好きで大好きでたまらなくて、恋に落ちてしまった。重要なのは、「阿部亮平」ではなく「夏目幸大」に。
背の高い夏目くん、オシャレなシャツを着てスタイルも良く、ポケットに手を入れて歩く姿は本当にかっこよくて、そんな夏目くんが画面に映るだけで胸から「キュン」って音が鳴ってるかのようになる。。
管制官として英語喋ってる姿と発音もかっこよくて毎回ドキドキしてた♡そして、ふとした時に見せる笑顔が、もう何よりも大好き♡
帰国子女で性格に若干のアメリカンが入るところは、航空管制官としてしっかり仕事をする姿とは裏腹におもしろくて親しみやすくてすごくギャップだな……見知らぬ人とすぐ握手しちゃったり(お玉と出会ったシーン)、会話に英語が混じるところとかも親しみやすくてキュン度が高いんだよね。。
餃子を食べてる幸せそうな顔もすごく可愛いし、家でご飯作ってあげたいって思わせてくれるところも好き♡
……序盤だけでこんなにも夏目くんの大好きなところが浮かんでくる……これはもう本当にやばいね。。
夏目くんが映るだけでドキドキして呼吸がしにくくなるから、私の心臓のキャパを考えると、お玉と真夢さんの恋愛模様とか、岡島のツンデレっぷり、ジェームスの軽いノリのシーンがあると楽しく見れて心臓にとてもいいからありがたい…とすら思うこともあった。
『ひと夏の恋』って月9とかにありそうな言葉だけど、これって今まさにこの状態だと思うんだ。
ひと夏の恋って調べると、
「夏だけの期間限定で付き合う恋愛」
と書かれている。
https://zexy.net/s/contents/lovenews/article.php?d=20100804
まさに、夏目くんに夏に恋に落ちて、燃えるような片思いをして、夏が終わりかける8月の下旬に河原さんと付き合ってしまうのを見る……
それに、9/9のナイフラ本編の最終回で、私の心を狂わせつつ、幸せにしてくれた夏目くんともお別れしてしまう……たった3ヶ月間の儚い恋だったな…
こういうのをひと夏の恋っいうんだろうね。。
ちょうど私が4月から部署異動になったから、河原さんが訓練生なのと同じように、私もその分野ではド新人。
正直なところ、実際私も見栄張って、指示されたとおりのことをしないで、最初から自分流のやり方で仕事をしてしまってた時期があった。そこが河原さんと大きく重なって見えていた。まるで自分を見てるみたいに。
こんな裏方の仕事…と河原さんも言ってたけど、私も、今の仕事に対して全く同じように思っていた時期がある。
夏目くん大活躍の回の伝説の3話のラストシーンで、夏目くんが、なかなか言うこときかない河原さんに強い口調で責めてしまったこと、河原さんが夏目くんになめた態度をとったこと。それを空港内で2人で同時に頭を下げて「すいませんでしたっ!」て言ってたシーンが未だに心に残ってる。
そのシーンの中で、夏目くんが河原さんに言うことほとんど全てが私に直接言っているようにも聞こえて、ガツンと響いてしまった。。特に……
「本当は管制官じゃなくてパイロットになりたかった。でも身体検査で引っかかってしまったから諦めて管制官になった。
でも今は管制官という仕事にやりがいをすごく感じてる。(ニュアンス)」
これが結構グッときて、それを言われてる河原さんと重なりまくって苦しくなって大号泣しながら見ていた。。
私も夏目くんに厳しくも丁寧に指導してもらいたかったし、実際に私の会社に夏目くんが来てくれて指導者になってくれたら、今の何倍も仕事と向き合うよ。。
それに、何で自分より可愛くて年下の河原さんが夏目くんと同じ管制官になの??
管制官になったきっかけが、親が公務員しか許してくれなくて、しかもそれでパイロットと出会えるから管制官になったって………そんな不純な動機で夏目くんに近づかないで。
河原さんの振る舞いとか立場があまりにも自分と重なってしまったからこそ、嫉妬する気持ちが強くなってしまったのかもしれない。
おそらくこの時の河原さんは、夏目くんのことが好きになるなんてサラッサラ思ってなかったんでしょうに。
そんなこんなで話が進んでいき…スピンオフドラマが始まった。
ナイフラ本編最終回の一個前の7話の後に、スピンオフドラマ「NICE CONTROL」の最終話が配信された。(1.2話はあえて割愛します)
これはもう今までたくさん恋愛ドラマを見てきた私だが、その経験値がまったく通用しないくらいメンタルが狂い、嫉妬と憎しみと葛藤にまみれたとてもカオスな気持ちになった。
何が一番しんどかったって、伝説のあのロマンチックなシーンを撮っていたのが、夕陽が照らす夏目くんたちが働く管制塔のもとだったってこと。だってそこは私のほぼ地元だから。
「気がつけば…河原さんのことばかり考えてた」
ってセリフから本当に胸がぎゅーーーって締め付けられ、夏目くんが最後にニコって微笑んだ後に、河原さんをハグするシーンで私は涙が止まらなかった。。だって、ナイコン始まった時から2人は両思いだったんでしょ??それが本当につらくて苦しくてすごく嫌だった。
夏目くんのハグも、優しくて少しキツめにぎゅっとするところがマジで理想的すぎて、何で相手は私じゃないの??って本気で思ってた。
ナイコン見終わってからも、後からじわじわと蘇ってきてあとから涙が溢れ出てきて大号泣してしまった。。
この一連のシーンは、夏目幸大じゃなく、阿部亮平でも何度か妄想しているシチュエーションとほぼそっくりだった。妄想していたことが形になって、しかもその相手が自分以外の誰かだったし、それが余計につらくなって泣いてしまった。。。
こういうときに周りの人が口を揃えて言うであろう言葉は…
『そんなのさ、台本で書かれたことでしょ?何をそんな本気になってんの?』
言われなくてもそんなの私がいっっちばん分かってるわ!!!!
これはあくまでも台本…台本だから。。阿部くんの本心じゃない。夏目くんも河原さんも、架空の人物。。何ならキャラクターよ。
何度も何度も、そう自分に暗示をかけた。
それが分かっててもどうしても受け入れられなかった。
実際にドラマを見てる時はそんなこといちいち意識しない。これは台本上の出来事…って毎回意識してたら作品を楽しめないじゃん。
だからこそ、実際にドラマとして見ている時に、そういうことが頭からふと抜け落ちて、本当にしんどくなるんだよね。
かつて、ラブストーリーに出まくってる中島ケンティー大先生が、こんな言葉を残してくれた。
『相手役の方よりも、僕のファンの子の方が
よっぽど僕のこと知っている』
この言葉がナイフラが終わってこのブログを書いてる今の今まで頭から抜け落ちてた。
その言葉をかみ締めて振り返ったとしても、やはり夏目くんへの行き場のない恋心は消し去ることが出来ない。。ずーっとモヤモヤが残ったまま。。。
私の周りの人は、夏目くんと河原(かすみ)さんのことを、"なちゅかす"とかコンビ化してる人もいるけど、それが私には絶対にできない。
また、ナイコンの最終回見た人が「夏目くん!おめでとう!」って言ってる人もいて……
嘘でもそんなこと絶対に言えなかった。。
私がずっとLock on!してた夏目くんが、あの河原さんに奪われたんだよ。。絶対に無理。。
その2人がナイコンの最終回に結ばれたってことも認めたくないし、いまだに受け入れられない。
私が夏目くんに心開きまくって、仲良い人と同じように冗談言ってふざけたりしてると、急に「先輩をからかうな」って頭ポンッてしてほしいし、
いつもゲラゲラ笑って業務外の時とかずっとおしゃべりしてる(実体験)私が急にしゃべらなくなったり笑わなくなったりすると、心配してどこまでも話しかけて欲しい。夏目くんに泣いてる顔とか見られたくなくて、「こっち向いて」って肩を掴んで無理やり振り向かせて欲しい。
その時も、夏目くんのハンカチで涙を拭って欲しい。(それかハンカチを差し出して欲しい。)
彼氏として、「好きだよ」って言ってくれる夏目くんはもちろん特大のキュンだけど、仕事を教える先輩として、後輩を心配して慰める姿というのが最高に憧れる。。
それをダブルで手に入れたのが河原さんなんだもん。そりゃ嫉妬に狂う日々をすごしてしまうよ。
そして…ナイフラ本編の最終回を迎える直前に、どうやら夏目くんに本当に恋していたことを悟ってしまって最終回後にこのブログを書いている。
リア恋枠とガチ恋の境目の一線を完全に超えてしまった。阿部亮平ではなく、夏目幸大に、その一線を超えて恋をしてしまった。。
今まで見てきたドラマのキャラクターに、キュンとすることは何度もあったけど、
心からこの役の人と結ばれたい…って思ったのは夏目くんが初めて。
最初の河原さんが心の底から大っ嫌いで、こんな奴が夏目くんの後輩で、そこから恋愛に発展したら絶対許さない!って心のどこかで思ってた。
しかしそれは実現してしまった。
本っ当にモヤモヤした。
河原さん恋愛体質だから、管制官以外の、パイロットとかイケメンならぶっちゃけ誰でもいいんだろうなって正直思ってた。最初は夏目くんのことあんなに嫌がってるからそれは無いだろう。
って。そんな私の考えが浅はかだった。
イケメンパイロットにあんなにこだわってた河原さんが、1番身近で性格もよく知ってる直属の先輩に心から恋しちゃってるじゃん。何なのよ。
台本って分かってるものにこんな感情的になる私は、まだ大人になりきれてない子供なのかもしれない。
河原さんと結ばれたことがものすごく嫌で、河原さん(玉城ティナちゃん)のポスターを街中で見掛けるたびに、夏目くんのハグの一連のシーンが蘇ってきて、心臓がグサッと突き刺さる思いになってしまう。
小学生のころに、自担の恋愛ドラマを見てその相手の女優さんを毛嫌いしてたあの頃に逆戻りした気分……
大人になっても10数年前の子供のころの気持ちになるなんて…まったく思っていなかった。
まさに、こんなはずじゃなかった。